今日は二十四節気の「清明」
清浄明潔の略で、清らかで明るい空気が満ち溢れる頃です
 
屋久島でも、山は下から順に若葉色に染まり
里では色とりどりの花たちが咲き乱れています
 
私たちの身体も、そろそろ解毒排出を終えて
気持ちよ～く、のびのびしたいなぁ…
というのが、内なる本音かもしれません
 

 
 
 
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東洋の伝統的な基本概念に「陰陽五行説」があります
「陰陽論」と「五行説」の２つから成り立っています
（「陰陽論」については、こちら→ 季節のヨーガと過ごし方　１２月２２日「冬至」　）
 
「五行説」とは
世の中の全てのものは
「木・火・土・金・水」の５つの要素から成り立っているという思想です
 
それぞれが影響しあい、助け合ったり、抑制したり…
バランスを取りながら、天地万物が変化しています
 
自然界の様々な現象も、人の体や心の活動も、この五行に当てはめて考えることができます
 

 
春は「肝・木」の季節と言われています
肝臓の働きが活発になり
そして「木」のエネルギーが高まります
 
「木」とはあらゆる草木のこと
この頃の植物たちが、ぐんぐんと伸び広がっていくように
「生長・発展・のびやかさ・しなやかさ」
といった性質を表しています
 
この時期、私たちの内側も
木々のように伸びやかであることを望んでいます
 
 
 
閉鎖的になりやすい昨今ですが
もし身近に植物があったら、少し時間をとって
その存在に目と耳を傾けてみてください
 
その子が持つ “生命力“
“力強さ“
“ありたい方向へ進もうとするエネルギー”
“花開こうとするときのよろこび”
etc…
 
そのときに感じられたエッセンスは全て
受け取った私たちの内側にも、同じように存在しています
 
ゆっくりと穏やかな呼吸をしながら
木々や草花と波長を合わせてみましょう
（目の前の植物になりきってみる感覚です）
 
きっと、今の自分に必要なメッセージを送ってくれます
 

 
 
 
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身近なところに、小さな癒しとしあわせを見つけられる日々でありますように…
 
今月のヨーガMovieは「肝を労わるヨーガ　short ver.」です
お楽しみください