季節のヨーガと過ごし方 10月23日「霜降」

今日は二十四節気の「霜降」
朝夕にぐっと冷え込み、霜が降り始める頃のこと
 
屋久島もひと雨ごとに気温が下がって、秋らしい日々です
 
春のうきうきした新芽吹く山を「山笑う」といいますが
秋の紅葉し始めた山のことは「山装う」というのだそうです
 
里の木々は変わらず青々としているものが多いですが
少し登ると、ほんのりお化粧したように色付いた葉も見られます
 

 
森の大地にはどんぐりや椎の実がたくさん落ちていて
小さな子たちは、木の実拾いに大忙しです
 
ちょうど夏も終わりかけの頃
「もう夏も終わりだねぇ。次には秋が来るんだよ」
と言うと
「やった~!!!」
と大喜びした息子
 
「どうしたの?」
と聞くと
「どんぐりいっぱいひろえる!」
 
う~ん♡子どもの感性っていいな
私は海川でたくさん遊んだ夏を名残惜しんでいたのに…
 
次に来る季節にはまたその楽しみや美しさがたくさん待っているのですね
 
全てはわたしの心次第
何に目を向けるか…
どう受け止めるか…
 
皆さんお住いの地域では、自然界はどんな装いですか?
小さな秋は、そこかしこに見つけられるでしょうか
 
 
 
〇 〇 〇 〇 〇
 
 
 
さて、10月20日には秋の土用入りをしました
来たる11月7日には立冬を迎えますので、季節が移り替わる間の18日間です
 
よく「季節の変わり目は体調を崩しやすい」とは言いますが、この時期の心身はとてもセンシティブで、そして大事な期間であるように思います
「徐々に冬になっていくんだよ~」
という自身への語りかけや思いやりが、体の準備や心構えに繋がります
 
急にぐっと冷え込んだり、がらっと環境が変わるようなときにも(最近はその傾向が強いですね)、大事にならずに対応できる自分自身でいられるのだと…
 

 
土用は、五臓でいうと「脾」と関わりが深い時期です
栄養物を受け取る働きや、消化吸収、栄養を全身に行き渡らせる働きを担っていますから、それらがうまくいっていれば、この期間を健康的に過ごすことができるとも言えます
 
〇食べ過ぎないこと、腹八分目を心がける
〇旬の〝黄色い”食べ物を取り入れる(かぼちゃ、芋、栗など…)
〇お粥など消化しやすくて、お腹を温めるものはGood
〇土のエネルギーをたくさん含んだ根菜類を採る
 
そして
〇「変わり目ですよ~」と変化の中にある自身をやさしく労わる^^
 
うれしい、たのしい、好きだ、嫌いだ、行きたくない、やりたくない etc…
自分の内側に湧き上がる感覚を信じ、尊重してあげたいです
 
 
 
〇 〇 〇 〇 〇
 
 
 
今月のヨーガMovieは、「大腸よろこぶヨーガ long.ver」-47minです
 
秋に影響を受けやすい「肺」は「大腸」と相関関係にあります
呼吸器にトラブルがあるときは、お腹を温めると改善するといわれています。逆にお腹にトラブルがあるときは、呼吸を深めて肺を元気にしてあげると大腸の働きが整うのだそうです
是非ゆったりとした呼吸と共に、このメニューを行ってみてくださいね
 
〇時間がないときはこちら
「大腸よろこぶヨーガ short.ver」-25min
 
〇この時季に合わせて行いたいのはこちら
「肺を元気づけるヨーガ long ver.」-63min
「肺を元気づけるヨーガ short ver.」-24min
 
〇期間限定公開のminiバージョンはこちら。メンバーズ以外の方にもお楽しみいただけますように
「大腸よろこぶヨーガ mini」-12min
 
 
 
どうぞ皆さまの毎日が、健やかでありますように…