季節のヨーガと過ごし方 1月20日「大寒」

今日は二十四節気の「大寒」
 
いよいよ旧暦最後の節気となりました。
「大きな寒」と名の付く通り、一年で最も寒い頃です。それでも、この次には「立春」が待っていると思うと、“もう少しの辛抱” だと、新しい季節へのワクワクを胸に過ごすことができそうです。
 
わが家で一番大きい3.6m開口の窓の外には、お隣の庭が広がっています。寒緋桜の木が植えられていて、まもなく満開を迎えようとしています。よくメジロがやってきて、花の蜜をちょんちょんと上手に舐めています。
気ままに飛び跳ねたり…逆さまになったり…可愛らしい姿を見せてくれます。
 
メジロは初春の風物詩とされていますが、暖かい屋久島では一足お先にこの陽気を楽しんでいるようです。

 
 
 
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東洋医学では、冬の不養生が春の不調(例えば花粉症や、手足の冷え、気力がわかないなど…)を引き起こすと考えられますから、春を目前に、もう一度冬の養生を思い出しておきたいですね。
 
過ごし方としては、気血を消耗するような激しい運動や、汗をたくさんかくような行動は控えるように勧められます。冷えから身を守り、ゆったりと過ごしたいものです。
 
食べ物は、腎に効くもの、冬野菜などを温かい状態で頂きたいです。とろみのあるスープなどもいいですね。
冬野菜の中でも根菜類は、この時期特に栄養価やエネルギーが高まっています。寒い季節には、枝葉を広げることよりも、根っこに生命力が注がれるのですね。それが食べ物として私たちの中に入って、こんどはこの命を生かしてくれる生命力になります。有難いことです。
 
そして、もうすぐ春がやってきますから、そろそろ心の準備を始めておいてもいいかもしれません。
晴れた日中には、陽の気を取り入れるようにお日さまの光を浴びたり、気持ちを明るい方に向けてにこにこ😊と過ごしてみてはどうでしょうか。
 
 
 
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今月のヨーガMovieは「にっこり ほっこり」です。
あと少しの冬を、にこにこと心温かく過ごせるような、ヨーガのメニューです。お楽しみください。