自然も生きもの

屋久島にいると
言葉を失うくらい
美しい景色に
たびたび出逢います
 
その瞬間というのは
もうひれ伏すような
感覚になります
 
人間という限られた属性を
越えた世界を目の当たりにして
目が覚めるようです
 
 

 
 
草木や、虫や、鳥や
そして地球も…
生きものです
 
私たち人間とは異なるコミュニケーションの仕方を持っているだけで
みんなこの時代を
共に生きています
 
 
 
そんな気持ちで 周りを見渡してみると
沢山のいのちが
今ここに存在しています
 
例え都会の
コンクリートに囲まれた場所にいても
そのコンクリートの下には生きた大地があって
虫や小動物たちが暮らしていることでしょう
 
街路樹の周りには
数少ないかもしれないけれど
虫たちも生きています
その街路樹も、生きものです
 
 
 
「人間が生きている地球」
という感覚になりやすい
 
けれども
 
「人間も他の沢山の動植物も
そして地球も生きている」
 
という意識を持ってみたら
この世界はどんな風に見えてくるでしょうか
 
暮らし方も 行動のひとつひとつも
もしかしたら
ほんの少し いつもと違う感覚になるかもしれません