梅雨明けの屋久島

先週初め頃に梅雨が明け、屋久島ではカラッとした晴れ間が続いています。島の人々は、長い冬眠から目覚めたかのようにこの日を喜び
「長かったですね〜」
「やっと明けましたね〜」
道で出会えば、こんな言葉を交わしています。
 
 
雲に覆われていた山は凛とそびえ立ち、青空そして星空は圧倒されるほど美しく、色とりどりの花が咲き誇っています。
海や川遊びが楽しいシーズンでもあり、夏休みを迎えた子供たちに混じって、大人も賑やかに遊んでいます。
 
 
県道沿いに見ることができる海の色が、なんともまろやかで優しくて、思わず見とれていると、島に住む友人が、こんなことを教えてくれました。
「梅雨が明けると、海の色が変わるんだよね」
その言葉にハッとしました。
 
 
季節の巡りと共に、自然は刻一刻と姿を変え、移ろっている。
それはわかりやすく目に見えることだけでなく、匂いが変わったり、日照時間が変わったり、大地の温度だったり、もっともっと繊細な何かであったり…
 
 
きっと虫や植物たちは、人間よりもずっと細やかで静かな感覚で、それらを感じとり、芽吹き、花開き、生命をつないでいるのでしょう。
そして、私たちも本当は、そういった感覚を持っているはず…
 
 
私の内にある繊細さと、改めて繋がろうと感じた、梅雨明けのとある日の出来事でした。