季節のヨーガと過ごし方 8月7日「七夕」
今日は旧暦の7月7日。雑節の七夕の日です。
屋久島では旧暦に合わせて行事を行う家庭も多いようで、美しい笹飾りがちらほらと見られました。
わが家にも、3歳の息子の願い事「きょうりゅうになれますように」と書いた短冊が飾られています。息子の願いは、無事に届けられるのでしょうか…
天の川の両岸に隔てられた牽牛(ひこ星)と織女(織り姫)が、一年に一度出会うことのできる夜…このロマンチックなお話は、もともと中国から伝わってきたものです。この日に2つの星にお供えをすれば、織り姫さまにあやかって機織りやお裁縫が上手になるという言い伝えが生まれ、これが短冊に願い事を書いて飾るという風習につながっているようです。
ちなみに「たなばたさま」の歌詞「五色の短冊 わたしが書いた~♪」の五色は青・赤・白・黒・黄のこと。陰陽五行説の五色の色に対応しています。ここにも“万物の成り立ち”が表わされているのですね。
旧暦の七夕は夏の収穫時期でもあり、日本では神様に作物の実りを感謝する収穫祭の日でもあったようです。市場に出回っている色鮮やかな夏野菜からは、見ているだけでも元気を頂けそうです。この時期に採れるお野菜は自然に体を冷ましてくれるものが多いので、上手に取り入れたいですね。
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今日は夏にぴったりの養生茶をご紹介します。
「ゴーヤー茶」
<材料>
・緑茶 3g
・ゴーヤー 1,2切れ
・お湯 250ml
<作り方>
・急須に緑茶とゴーヤーを入れる。
・少し冷ました湯を注いで蒸らす。
緑茶・ゴーヤーの「苦味」は体の余分な熱を冷まし、暑さから守ってくれます。ほんのりゴーヤーの風味がして、温かいままでも、冷やしても美味しくいただけます。目が覚めるような緑が美しく、暑い夏には飲みたくなるお茶です。
どうぞお試しくださいね。