季節のヨーガと過ごし方 12月21日「冬至」

今日は二十四節気の「冬至」
北半球では一年で最も昼が短く、夜が長くなります
これから日が伸びてゆくので、古代には冬至が一年の始まりだったそうです
 
陰が極まって、また徐々に陽が戻ってくるということで
小さな希望が胸に湧いてくるような気もします
 
それでも、まだまだ寒さが厳しいですから
日々の養生を怠らずに、心は新しさに向かう準備をしながら過ごしたいものです
 
屋久島のあちらこちらでは、今旬を迎えた千両・万両がたわわに実をつけています
千両は葉の上に実がつき、万両は葉の下に実がなることで見分けられます
葉や実の雰囲気も異なり、千両はオレンジ色や朱色などもよく見かけます
 

 
ひと枝飾るだけでも気持ちが明るくお正月らしくなります
皆さんのお部屋にもいかがですか?
 
 
 
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今日は冬至によくイメージされる2つの食材を
漢方の視点から見てみようと思います
 
●柚子
「冬至」と「湯治」の語呂合わせで、柚子湯が親しまれています
かつては一年の始まりだった冬至に、柚子の香りや薬効で体を清める禊の意味があったそうです
柚子湯にはひびやあかぎれを治したり、血行をよくして風邪予防の効果があります
柑橘の独特な香りは「気」を巡らせ、リフレッシュさせてくれます
 
薬膳では「甘味・酸味/涼性」そして「脾・肝」を助ける食材です
気を巡らせて、胃の不快感を和らげ、食欲増進効果があります
肺を潤す作用があり、咳や痰などを静めてくれます
 
わが家も先日、息子と一緒にはちみつレモンとはちみつ柚子、そしてはちみつ金柑を仕込みました
年明けには程よく馴染んで、乾燥からわが家の健康を守ってくれることでしょう
 
 
 
●かぼちゃ
「ん」のつくものを食べると運気が上がるということで
「南瓜(なんきん)」も冬至に食べられるもののひとつですね
 
薬膳では「甘味/温性」そして「脾」を助ける食材と考えられています
気力の強化、消化機能の増強、糖尿病改善によいとされています 
βカロテンやビタミンCが豊富なことから
「冬至の日にかぼちゃを食べると風邪をひかない」
とも言われていますね^^
 
内から外から養って
これからの季節を健やかに過ごせますように…
 
 
 
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この時期おすすめのヨーガmovieは
「腎をいたわるヨーガ short ver.」-28min
「腎をいたわるヨーガ long ver.」-61min
 
そして心を調える
「冬の瞑想~癒しと回復~」-27min
どうぞお楽しみください